非常時には3日間以上自宅から動けないこともあるため、必要な物資を明らかにし、防災計画を立てましょう。

自宅の備え

ほとんどの物はすでに常備されているはずです。非常時の蓄えを防災グッズとして一カ所にまとめておく必要はありませんが、それらをとっさに持ち出さなければならない状態や、暗い中で探し出さなければならない状態を想定しておきましょう。

  • 3日分以上の水:飲用と衛生用を合わせて1人当たり9リットル以上
  • 調理せずに食べられる保存食 (ガスのバーベキュー、キャンプストーブの備えがあれば、調理が必要な食品も可)、乳幼児やペットの食料品
  • 簡易トイレ用のプラスチック製大型バケツとトイレットペーパー
  • 作業用手袋と国家検定規格の認定を受けた使い捨て防じんマスク (P2またはN95)

食事制限のある方は、自宅に3日分以上の備えを用意します。緊急避難所に必要な食品がない可能性を考えて、非常用持ち出し袋にも入れておきましょう。

隣り近所で食料品を分け合うこともできます。

ご家庭内での自助努力は緊急通報受理機関の活動支援につながり、有限な資源を最も助けを必要とする人たちのために活用できます。

  • 緊急時には給水できないことがあります。断水や上下水道の損害が考えられるため、簡易トイレが必要になるかもしれません。

    簡易トイレには、ごみ箱用ポリバケツや大型のペンキ缶などのように耐久性のある容量15~20Lの防水容器を使用します。密閉できるフタも必要です。

    小型容器を使用する場合は、廃棄用として大きめのフタ付き容器を用意しましょう。

    1. できれば簡易トイレの内部をポリ袋で覆います。
    2. 毎回の使用後は、消臭・殺菌のため、少量の家庭用一般消毒剤 (塩素系漂白剤など) を振りかけるか、注ぎ入れます。消毒剤がない場合は、土や乾燥材で代用できます。
    3. 使用後は毎回必ずフタを必ず閉めてください。
    4. 使用後は石鹸と水で手をよく洗うか、ハンドサニタイザーを使用します。
    5. 簡易トイレがいっぱいになったら、公衆衛生勧告に従って中身を処理します。
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A kitchen tap

緊急事態が給水に影響することもあります。防災用保存水の確保について理解し、3日分以上の水を用意しましょう。

非常用持ち出し袋

家族全員分の非常用持ち出し袋を用意します。非常用持ち出し袋の内容:

  • 歩きやすい靴、防寒着、レインコート、帽子
  • 水と軽食 (乳幼児やペット用の食品)
  • ハンドサニタイザー
  • 携帯電話の充電器
  • 現金
  • 重要な書類と写真付き身分証明書のコピー

救急箱、懐中電灯、ラジオ、乾電池は、とっさの時すぐに持ち出せる場所に置いておきましょう。

食事制限のある方は、非常用持ち出し袋にも必要な食品を入れておきましょう。

自動車内の備え

運転中に洪水、吹雪、大規模な交通事故によって車内に閉じ込められる可能性もあります。

万が一に備えて、必要なものを車内に用意しておきましょう。

寒冷地の追加品目:

  • ホウキ
  • スコップ
  • タイヤチェーン
  • フロントガラス用スクレーパー
  • 防寒着

車内の備品として、歩きやすい靴、防水ジャケット、基本的な医薬品、軽食、飲料水、携帯電話の充電ケーブル、懐中電灯を用意します。

旅行の際には、天気予報や道路情報をこまめに確認しましょう。

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MetService logo

MetServiceで最新の天気予報を確認できます。

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Waka Kotahi logo

Waka Kotahi公式サイトで最新の道路交通情報を確認し、安全なルートを計画しましょう。

職場の備え

丈夫で歩きやすい靴、防水ジャケット、懐中電灯、軽食、飲料水を必ず用意します。同じ地域に住む人が職場にいれば、非常時には一緒に帰途につくことができます。

職場の防災計画
男士收拾緊急避難包